
11月12日(水)
気温9℃、風2m。
10.2km走った。
下は長コンプレッション、上は薄パーカーだった。
河川敷まで出て、最後に故・仲代達矢の自宅+稽古場と言われている「無名塾」の前を通りすぎるコースをとった。
この辺は急坂が多く、いったん河川敷までおりると、「無名塾」に行くにはどこからアプローチしても急坂を登らなければならない。
以前何度か書いたが、最近は急坂を登るときに必ず思っていることは、ひとつ。
登ろうとしないこと。
以前は、一気に終わらせようと思って急ぐあまり、頂上では「ハー!ハー!」と激しい息遣いで苦しかった。
しかし最近は、登ろうとせず、その場で足踏みをする(つもりで走る)。
そうしていても、自然と前に進むからだ。
疲れはおそらく半分以下になり、楽に登ることができる。
朝5:20ごろ。
「無名塾」周辺は、普段の夜明け前と同じで、まだ暗くて静かだ。
道には誰もいない。
走りながら、昭和の名優に黙祷した。
そして昼過ぎのこと。
いきなりメガネのフレームが折れた!
休憩後、「さあ作業しよう」と思った瞬間だった。
メガネを取る角度が悪かったのか、簡単にポキっと折れてしまった。
ああ、この対応で何時間ものロスが生まれてしまう。
さらに、もし買い替えになったら何日もかかるだろう。
愕然としたが、しかし時間がないので、すぐに自転車で10分のいつもの眼鏡屋(チェーン店)に行った。
すると、毎回メガネを見てもらっていた店員さんが、今日はいなかった。
代わりに、おそらく僕は初めての店員さん(女性)がいた。
そしてこの人、話が掴めなかった・・・
急に折れてしまって急いでいるし、どうするか相談したいのに、いきなり商品の最新価格などの説明されて、「どうされますか?」などと早急に詰められた。
「いや・・・フレームが折れたので、相談に来たんです。
常に使っているので、すぐこの場で直るものなのか、どんな方法があるか教えて下さい」
しばらくすると、ようやくこちらの意図が伝わったようだった。
そして「25,000円程度ですね」と急に金額を提示してきた。
「え?何のこと?」
今、買う話をしている?
全く説明がないので、「何の値段ですか?」と聞けば、
「フレームを直す費用です」
ああ、その話だったのか・・・
え、でもフレームってそんなにするんだっけ?
いつもレンズとセットで買っていたから、気づかなかった。
でもそれなら、いっそ買い替えたほうがコスパがいいのではないか?
そう思い、直すのと買い替えるのと、どちらが良いか相談するのだが、とにかくこの人、話の要点が見えない。
いきなり細かいことを言い出したと思えば、「どうされたいんですか?」と急に判断を迫ってきたり。
都度こちらが話をまとめて、「~ということですか?」と確認し、やっと言っていることが理解できる有り様。
時間がないし、あまりにも要領を得ない対応に、さすがに僕は苛立ってきた。
その後、視力を測っているとき、その店員さんは言った。
「効き目は左目ですね」
え?
今まで生きてきて、右目が効き目だと思っていたが、左目だったの?
「そうなんですか?」
「はい、左目が効き目です」
でも、現に今検査して、左目を塞いだら見えて、右目を塞いだら見えなくなったよ?
僕がびっくりしていたら、「もう一度測ってみますか」といって同じ事をした。
測ると言っても、ただ片目を塞ぐだけだが。
すると今度は「ああ、右目が効き目ですね」とこともなげにいった。
絶句して頭を振った。
この人が左目と言ったのは、以前買ったときの書類にそう書いてあったからだそうだ。
以前の記述は間違いだったのだ。
だけど、今現に調べたんじゃん。
この人は、いったい何をもとに判断しているのか?
なんといういい加減な仕事ぶり。
これまでの話の拙さ。
やる気がないんだろうか?
他の店員さんに変えてくれないかな?
そう思っていたら、なんと彼女のほうがいい出した。
上司の店員(男性)を捕まえて、これまでの状況を説明したうえで
「ちょっと替わってほしいです」
と彼女は言った。
ボソボソ言っているつもりなのだろうが、静かな店内で丸聞こえだ。
「え、なんで?」とその上司。
「替わってほしいです」
2度もそう言った。
ああ、とっとと替わってくれや、と僕は思った(笑)
どうやら、努めて冷静になろうと思っていたが、つい苛立っていたであろう僕が嫌になったらしい。
それはあたかも、僕がまるでカスハラに仕立て上げられるかのような流れだった。
『ああ、こうして店が客を訴えることがあるんだな』
と心の中で勝手に思った。
とにかく、もし僕のことを迷惑がるような、カスハラ扱いのような流れになったら、僕もはっきり言ってやろうと思った。
だが、女性店員はそれ以上は言わなかった。
しっかし・・・
なんという幼稚な仕事ぶりなんだろう・・・
結局、上司の人に交代。
その人は、いたってまともに(というか普通に)説明してくれて、結局新規でメガネを買うことに決定。
10日後の引き取りで、メガネを購入した。
結果的に、女性店員が変わってくれて良かったし、変わらなかったらまだまだ話が見えずにグダグダだっただろう。
むしろ自分から客を放棄してくれてよかったが、非常に後味が悪かった。
きっと僕が帰ったあと、この女性店員は自己弁護して僕のことを非難していただろう。
しかしいったい何で、買いに来た客である僕が、店員の稚拙な話をまとめてあげたり、要点を確認したり、さらにはご機嫌まで気にしなければならないの?
アホらしいとは、まさにこのことだ・・・
そして、信頼できるいつもの店員さんは、貴重な存在だったということに改めて気づいた。
その後、大急ぎで帰って夜まで作業した。
ではまた明日!