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研究助成金と残念な危惧

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1月17日(土)

ジョギングなし。

 

修正を続けていた動画作業が、いったん完了した。

公開前に修正はするかもしれないが、これで最終形なので、次の動画の準備を始める。

すでに2本ぐらい先の候補の内容も書籍で読み始めているが、全体に1ヶ月以上は遅れているので、ターボで進めなくてはならない。

 


ところで、最近聞いたちょっと驚いた話がある。

といっても、特別な事件ではない。

 

とある都内の高校に、AIの研究のための1,000万円の助成金が出たのだという。

どこから出たのか(国からなのか、都からなのか)、そして学校に対して出たのか、教員に対してか、生徒も含めて利用できるのか、詳しく聞いていないので極めてあいまいなのだが、とにかく研究費として利用できる助成金が出たのだそうだ。


ところが、教員の間でその予算をどうやって利用してよいかのアイデアが出ず、なぜか数十万円のAI搭載のロボットを購入して、それを観察してみているのだという。


ただ、それだけ。


残りの900万円以上の資金の使い道がどうなったかは、その話の中ではわからなかった。

話している本人はその高校の教師だったのだが、半分呆れた感じで教員たちのIT音痴や不甲斐なさを自嘲気味に話していた。

 

それを聞いた時、耳を疑った。

IT音痴などという表面的な問題では全くなく、もっと根源的な問題だと思う。

 


例えば、アメリカかドイツかフランスか、どこの国でもいいが、ハイスクールに1,000万円に相当する予算が降りて、自由にAIの研究をして良いとなったら、彼らはどうするだろう?

 

全くの予想だが、みんなで話し合い、何を研究するか、何かを開発するか、あるいは実験してみるかを決めて、それがどんな方向性を持っているのか、何のためになるかを検討したうえで、予算の使い道を決めるだろう。


彼ら自身のために、地域社会のために、何らかのメリットを生むような研究や実験にチャレンジするかもしれない。

AIがまだなしえていない新しい技術を、探ってみるかもしれない。

1,000万円という予算が潤沢なものなのか少ないかは、その研究内容によるだろうが、大事なチャンスをできるだけ有効活用しようとするだろう。

 

さらに、計画通りに成功するかどうかは別にして、それに向けてチャレンジすること、それに向けてチームワークを発揮することも、重要だろう。


どの国を想像してみても、これは全く突飛な想像ではないと思う。

 


高校という教育機関で、そこにいる教員たちが、せっかく降りてきた予算の使い道を思いつかず、AIロボットを買ってみた。

そして、ただそれを観察をしている。

 

そんな国が、他にあるだろうか?



もちろん、日本でも、同様の例で計画的に意欲的に取り組むケースはあるだろうし、単なる一例だ。

欧米がいいと言っているのでもない。

しかし、これが日本の現実の一例でもある。

そうした環境のもとで、この学校の生徒たちは学んでいるのだ。

 

これに近い例は教育現場以外でもあるかもしれないし、日本の凋落はまだまだ続くのではないかと危惧した話だった。

 

ではまた明日!