ホームページについて、実にいろいろな名前を聞きますよね。
ホームページ、Web(ウェブ)サイト、ブログ、HTMLサイト、ウェブページ、・・・。
たぶん、どれもホームページ関係のことを言っているんだろうけど、何が違うのか。なぜこんなに呼び方が多いのか ( ̄□ ̄;)、良くわからない人も多いかもしれません。
ちょっと整理してみましょう。
まず、ホームページとウェブサイトですが、これは、ほぼ同じ意味で使われているようです。
つまり、インターネット上にある、何ページかで構成されたまとまりのある閲覧物のことですね。
最初のページが、特定のURLで表されます。
1ページだけのホームページもあれば、何千ページ、何万ページのホームページもあるでしょう。
このように、ホームページはウェブサイトと同じ意味で使われていることが多いと思います。
でも本来は、「ホームページ」の意味は違っていたのです(・ω・)
ホームページの本来の意味は、ウェブサイトの一番最初に表示されるページのことです。
「ホームへ戻る」という言い方があったり、最初のページを「home」という言葉で表したりすることがありますが、まさにこれが本来の使い方です。
それがいつしか日本では、「ホームページ」が「サイト全体」の意味にとらえられてしまって、ウェブサイト全体をホームページと呼ぶようになったようです。
もしかしたら、「個人(や特定の組織)が発信する媒体」という意味で「家庭的な・個人的な・オリジナルの」というイメージから→「ホーム」というイメージが付加されたのかもしれません。
現在再び、「ウェブサイト」で最初に表示されるページを「home(ホーム)」と呼ぶことに統一されていく流れもあるようです。
そして、Web(ウェブ)ページとは、ウェブサイトを構成する1つのページのことです。
さて最後に、HTMLサイトとブログ、これは一段深くなる考え方です。
ブログもHTMLサイトも、Web(ウェブ)サイトの一種です。
ただ、形式が違うのです。
HTMLサイトというのは、実は、パソコン上のテキストファイルで作れるサイトです。
ごく簡単なものであれば、シンプルなHTML(ウェブページを記述する言語)で書いたファイルをダブルクリックすれば、すぐにブラウザで開けてしまうほど簡単なものです。
このファイルを、HTMLファイルと言います。
HTMLファイルをサーバーにアップロードして、まとまりのある形にすれば、みんなが見れるHTMLサイトになるのです(パソコン上にあるだけでは、みんなには見てもらえません)。
これに対してブログは、パソコン上のファイルで作れるものではありません。
(基本的に)サーバー上にあるシステムによって構築されるもので、利用者はインターネットを通じて投稿し、ブログを作ります。
HTMLサイトと違って、ブログはインターネットにつながってさえいれば、どこからでも投稿することができます。
ブログの方が、機器や場所から自由なんですね。
この「はてなブログ」を初めとするおなじみの無料ブログや、WordPressで作るオリジナルのブログなどがありますね。
ブログ(Blog)という名前はもともと「ウェブログ(Weblog)」という言葉が元になっています。
ウェブログの「ログ(log)」とは、本来「日誌」や「記録」という意味や「コンピューターの記録・メッセージ」などの意味です。
つまり、投稿した記事が「ログ」ということですね。
ログを蓄積していくのがブログなのです。
ブログは、投稿するほどボリュームがアップしていきますが、かといって、完成形が決まっていないことも多いと思います。
エッセイや日記など、投稿したいときに投稿して、どこまで行ったら完成するかということは特に決まっていない。
いや、完成という概念がないのが多くの場合でしょうか。
これに対してHTMLサイトは、最初にプランがあって、どんなページがいくつあるかをだいたいでも決めてから作成することがほとんどでしょう。
そういう「形」から言えば、会社紹介のサイトはHTMLサイトの形で構築するのがよいし、個人の日記や記事を投稿し続けていくアフィリエイトサイトなどはブログ形式で作成するのが適しているでしょうか。
だから、最近ではページ数の多い情報サイトやアフィリエイトサイトは、更新しやすいブログツールであるWordPressが良く使われているのでしょう。
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