新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染を避けて
コロナ騒ぎは収まらず、いまだ感染は続いています。
非常事態宣言が発令され、外出自粛が要請され、学校が休校となり、幼稚園・保育所等も登園自粛の要請がなされています。
しかし、当記事執筆時点では、いっこうに収束の兆しは見えません。
NHKの「特設サイト:新型コロナウィルス」では、逐一、都道府県別の感染者数をみることができます↓
感染者数が微妙に上がったり下がったりはしていますが、依然感染者は増えています。
東京の街では、不要不急の外出を避けるはずなのに、ターミナル駅によっては以前の通りに人が溢れているようです。
この段階で、まだまだ会社や現場に行って仕事をしなければならない人も大勢いるのです。
果たしてこれが、企業の責任の問題なのか、個人の意識の問題なのか、あるいは自営業者でどうしても自分自身が現場に行かなければならない立場なのか。
おそらく、様々な状況があることでしょう。
本当は家にいたいのに、いられない。
でも、この仕事(用事)だけは、出かけないといけない。
どうしても、街や人混みの中を移動しなければならない。
こうしたケースも多いでしょう。
そんなときに役立つかもしれないツールが、登場しました。
Yahoo! MAPの「混雑レーダー」です。
Yahoo! MAPの「混雑レーダー」が復活!
Yahoo! MAPの「混雑レーダー」は、Yahoo! MAP上で、エリアやターミナル駅周辺の混雑度を確認できる、いわば「人混み探知機」に近いものです。
「Yahoo! MAP」アプリ(iOS版、Android版)とウェブ版「Yahoo!地図」で機能します。
この機能は、実は以前提供されていて、2020年1月31日にいったん終了したそうなのですが、昨今のコロナ騒ぎの中、集団感染の危険がある混雑を避けるため、この機能の再開を望む声が多くなり、復活したようです。
- 密閉空間
- 密集場所
- 密接場面
いわゆる「三密」を避けることにつながるかもしれません。
この機能は無料で利用できます。
「混雑レーダー」の仕組みは、位置情報の利用を許可しているデータをもとに算出された、「2時間前から26時間前まで」の混雑状況を、混雑度を色で表現するヒートマップとして見ることができます。
こんな感じです。
例えば、どうしても必要な仕事、医療機関への通院など、やむを得ない外出のときに
「混雑レーダー」でエリアやターミナル駅などの「昨日の同時間帯の混み具合」を見て今日を予測し、少しでも混雑を避けたルートを使ってみる。
「2時間前の状況」を見て今を予測し、混雑を避けて移動してみる、などのように活用できそうです。
「混雑レーダー」(Yahoo! MAPアプリ)の使い方
まず、アプリでの使い方を解説します。
まず、まだ入れていない方は「Yahoo! MAPアプリ」を導入してください。
「Yahoo! MAPアプリ」を入れたら、アプリの右上の「地図選択ボタン」をタップします。
そして、「安心・便利な地図情報」から「混雑レーダー」を選択します。
再生ボタンをタップすると、26時間前から2時間前までの混雑状況をアニメーションで再生できます。
あるいは、スライダーを手動で動かしても、各時間帯の様子が再現することができます。
画面をピンチアウト(広げるように2本の指を離していき、画面を拡大させる操作) で、画面を拡大することができます。
特に見たいエリアを、ある程度クローズアップして見ることができるのです。
「混雑レーダー」(PC版・スマートフォンブラウザ版)の使い方
次に、ブラウザでの使い方です。
パソコン(PC)版「Yahoo!地図」での「混雑レーダー」の使い方
「Yahoo!地図」を開き、右上の「地図」ボタンをクリックし、
展開するダイアログボックスの「混雑レーダー」にチェックを入れます。
すると、地図に「混雑レーダー」が反映されます。
スマートフォンブラウザ版「Yahoo!地図」での「混雑レーダー」の使い方
左上のハンバーガーメニューをタップして「混雑レーダー」をタップします。
すると、地図に「混雑レーダー」が反映されます。
※パソコン(PC)版やスマートフォンブラウザ版では、時間帯を行き来するスライダー機能は使えません。
※また、新しいYahoo!地図(ベータ版)では「混雑レーダー」は利用できないそうです。
まとめ
まだまだ収束の見えない新型コロナ感染。
昨年時点では、こんな生活になるとは、夢にも思っていなかったことでしょう。
これからも、未知の状況に対応していかなければならないかもしれません。
行政の対応に任せるだけではなく、自分が考えて必要な情報を集め、予防措置をとっていく必要が、もっともっと出てくるのではないでしょうか。
そんな中で、「混雑レーダー」は一つの便利なツールです。
ただ行き当たりばったりで動くより、人混みを確認しながらルートを考えることは、きっと感染予防につながるに違いありません。
この時期、決して油断せず、たくましく、なんとか生き抜いていきましょう!
当ページは、Yahoo!地図ブログ > 「Yahoo! MAP、エリアやターミナル駅周辺の混雑度を表示する「混雑レーダー」を再び提供」の内容を、参照・抜粋・加工しています(説明画像は独自に作成しています)。
ではまた次回!
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