5月20日(月)
前夜から雨で、ジョギング休み。
朝から経理、日常業務などを処理。
ところで、1か月ほど前に、自分の提供するサービスで利用しているPayPalという決済システムからメールがあって、何やら聞いたこともないセキュリティの証明書の更新(?)をする必要がある(らしい)ということだった。
忙しいので放置していたのだが、今日改めて見てみると、何をしたらよいのか全く理解できない。
PayPalとは、ユーザーにとってはネット上で買い物をするときに利用できる決済システムだが、サービスや商品を売る側にとっても、簡単にクレジット決済などが導入できる仕組みだ。
僕は、決済システムに明るいわけではないので、簡単にできるこのシステムを使って、サブスクリプションのサービスを行ったことがある。
他のサービスと比較すると手数料はやや高めらしいが、月額費用もかからずに、簡単な操作で使えていた。
ところが、いきなりのセキュリティ証明書更新(?)ということで、何度見てもそのメールの意味が分からないし、「手順はこちら」をクリックすると、英語サイトが出てきてチンプンカンプン。
何なのこれ?
みんな、利用者はこれで理解できるのか?
仕方ないのでPayPalに電話で聞いてみると、「ここは一般の窓口なので技術的なサポートから改めて連絡させます」とのこと。
「とにかく、何をどうしたらよいのか全くわからないので、導入手順を一から教えてほしい」
「わかりました」
待つこと数時間、電話があるのかと思っていたら、一通のメールが来た。
そこには、「このセキュリティ証明書がいかに有意義で、PayPalではこの機能が重要な意味を持つと認識しております」というような、サービス概要のような能書きがあるだけ。
は?
なにこれ?
導入手順を一から教えてほしいと言っているのに。
こちらの質問が通じてないの?
再度PayPalに電話したが、これまでの経緯のちゃんとした履歴はなく、また一から説明させられた。
そして「ここは一般の窓口なので技術的なサポートから改めて連絡させます。改めて担当部署よりメールを・・・」
「あのさ、同じこと繰り返してるよ。
そのメールは既に来たと言ったでしょ。
でもその内容が、質問の答えになっていないの。
こっちは、導入手順を一から教えてほしいと言ってるの」
しかし、相手は同じ返答を繰り返すだけ。
だめだ。
こんな単純なコミュニケーションもとれないサポートを使うのは、無理だ。
証明書の更新云々以前の問題だ。
たとえ今回の問題を解決したとしても、今後また同じようなケースが発生するかもしれない。
この調子では、その都度不毛なやり取りをしなければならないだろう。
そもそも、必要な更新を自力でできないようなレベルのサービスなら、僕にとっては使う意味がないのだ。
こちらは、決済システムの知識や機能については素人で、エンジニアではない。
今後何かあった場合、自分のサービスを買ってくれたお客さんに迷惑が生じるかもしれない。
通話内容が録音されていることを知りながら、僕は言った。
「素人でも簡単に利用できるから使ってきたんだけど、こんな理解できない対応が生じたり、全く意思の疎通できないサービスなら、もう利用しないわ」
相手は困っているようだったが、かといって意味のある答も帰ってこない。
電話を切った。
さて、他の決済サービスを見つけなくては。
さっそく、知り合いの技術者に相談するのだった・・・
ではまた明日!