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傘さしジョグと不思議な階段



6月2日(日)

朝、雨だったのでちょっと迷ったが、2日間走っていないので、傘をさしてジョグ&ウォークすることにした。

雨が続いたり梅雨の時に、よくやる方法だ。


いつもより30分遅い5:00ごろにスタートした。

現在の夜明けは3:57(東京)なので、もうすっかり明るい


こういう傘さしジョグの時は、雨が本降りになったり、傘を持つのが疲れてきたらすぐに中止できるように(実際に疲れたことはない)、近くの砧公園周辺を回るケースが多い。

今日も砧公園近くを走った。


しかし、ふと行きたいところがあったのを思い出し、急遽コースを変更した。

それから先は成り行きで、ただ行きたい目的地に向かって走った。

帰りのコースも全く考えなかった。

ジョグ&ウォークなので走り続ける必要はなく、道の勾配などを気にすることもなく、こういうでたらめ走りがしやすいのだ。

 

行きたかったところとは、とある崖の地帯。

国分寺崖線(立川市から大田区まで連なる崖地)の、まさに崖っぷちの土地だった。

崖といっても舗装されているし住宅街の一角だが、崖自体はかなり高低差があり急勾配になっているはずだ。

崖のすぐ下はどうなっているのか?

道があるのか?

以前からずっと気になっていたのだ。


車通りがほとんどない場所で謎だったのだが、ついに行ってみた。

すると・・・


住宅街の奥に進細い道があり、その途中に忽然と下に下りる階段があった。

下に下りる階段?

 


一体どこへ降りるのだ?

こういうとき、歩いて降りることができるのは、そして呑気に写真を撮れるのは、ジョグ&ウォークだからだ。

 


地下通路のような短いトンネル?

 


すぐに、階段に抜けた。

急な階段の下に見えるのは世田谷通りだ。

 


なるほど、ここには崖の下に行くのに、小さな地下通路を使って降りるという寸法だったのだ。


不思議な作りの場所だ・・・


しかし、こう言う場所は、実は好きだ。

何というか、住人の人には失礼かもしれないが、興味をそそられ、なぜか郷愁を抱いてしまう。

なぜ郷愁を感じるのかわからないが、引き寄せられてしまうのだ。

もしかしたら、幼いころの何かの体験が影響しているのかもしれない。


さて、世田谷通りへの階段は下りずに、地下通路の階段を上がって元の道に戻り、遠回りして帰った。

 

 

結局、90%ぐらいジョギングだった。

だが、100%のジョギングに比べたら、疲労度は半分ぐらいだ。


走っている間に、ちょっとでも立ち止まったり歩いたりすると、急速に体力は回復するのだ。

やはり、走り続けるということで、多くの体力を使うのだった。


とにかく、今日は行きたいと思っていたスポットに行けたので、よかった。

これからも、日ごろ気になっている場所に行ってみよう。

近所でも、そうしたところはいっぱいあるはずだ。


ではまた明日!