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初級者のWordPressやサイト作りの困りごとを解決する「わかるWeb」が、感動ストーリーや日々のメッセージを綴ります。

ハイジに出てくる犬と作業を形作る少しの辛抱

 

10月13日(金)

最高過ぎるシーズン。

いわゆる13日の金曜日だが、全く関係ない爽やかな朝。


ジョギングするのに非常に気持ちいい気温と、湿度の低さだ

これから次第に寒くなってきて、ウェアを長袖に変えていくのだが、まだちょっとは半袖の解放感を楽しめるかな・・


祖師谷から成城お屋敷街を回るコースを走る。

途中、亡くなった元プロ野球選手の故・村田兆治さん宅の近くを通る。

数か月前は火事で焼けた跡が残っていたが、今は取り壊されたようで、更地になっているようだった(薄暗いのでよくわからないが)。


やがてここにも新しい家が建ち、記憶も風化していくのだろうか・・・


以前も書いたが、夜明け時間の成城エリアは、ジョギングしている人をあまり見かけない。

犬の散歩やウォーキングの人は、たまにいる。


それに対して、多摩川土手・緑地近辺はランナーが多い。

やはり、視界が開けて自然が多いところを楽しむ人が多いのではないだろうか。



ところで、走っているといろんな人とすれ違う(朝4~5時なので人自体が少ないが)。


今朝は、アルプスの少女ハイジに出てくるような犬と散歩している女性がいた。

実に大きな犬だ。


近くをすれ違うと、犬がハフハフハフ!といいながら僕に飛びつこうとした。

僕は犬が好きなので飛びつかれてもいいのだが、走っているときに大型犬に飛びつかれたら、よろめいてしまうだろう。

女性は慣れた手つきでグイッと犬を制して、歩いて行った。


今度は、ラジオをぶらげて音を出しながら散歩する年配の男性がいた。

ラジオで音を出して歩く人は、公園などでたまに見かける。

中には、10m手前から聞こえるほどの音量を出している人もいる。

まず間違いなく中高年や高齢者だ(若い人にはいない)。


人気の少ない広い公園ならまだしも、さすがに4:00、5:00という早朝の住宅街では、音に気を遣ってほしいと思う。

 

ところで、走るときには一定のバイオリズムがあるように思う。

走り出してから2~3kmまでは、足がすこし痛いだの、だるいだの、呼吸が今一つ安定しないだの、何かしらの違和感や不快感があることが多い。


ところがそのまま辛抱して走っていると、4~5kmあたりで慣れてきて、呼吸も心地よくなり、痛みも消えてくる。

このころ、多分セロトニンなどの脳内物質が分泌されて(想像)、気持ちが安定し、走る心地よさを味わうようになる。


そして(10km走の場合には)7kmぐらいから、最後の調整になる。

心地よい状態のまま、3km、2km、1kmと、見る見るうちに残りの距離が減っていき、10kmに至る。

 

 

このリズムは、何かに似ていないか。

作業に取り組むリズムに似ている。


初めは気が乗らず、面倒で散漫な精神状態だが、辛抱して続けるとだんだん気持ちも乗って整ってくる。

やがて集中力が増していき、いつの間にかサクサク進めている、というケースがある。


スムーズに進められるまでの少しの辛抱が、作業を形作っていくように思えてならない。

 

ではまた明日!