ゴルゴ13の弱点
世界をまたにかける、超A級スナイパー・ゴルゴ13。
完全無敵と思われる彼にも、実は身体的な弱点があったのです。
それは、年に一度ぐらいの頻度で現れる、突然右腕が麻痺するという症状。
この症状が出たら、ゴルゴ13は、いつものように仕事を完遂することができません!
彼自身の見立てでは、この症状は「ギラン・バレー症候群」という病気でした。
この聞き慣れない「ギラン・バレー症候群」とは、急性・多発性の根神経炎の一つで、主に筋肉を動かす運動神経に障害が起こって手足に力が入らなくなる症状だそうです(Wikipediaから引用)。
いつ命を狙われるかわからない彼にとって、手足に力が入らなければ、それは即「死」につながることを意味します。
この症状が出ると、いつも冷徹で無表情な彼もさすがに冷や汗をかき、症状が治まるまで一切依頼を受けません。
(ゴルゴ13は、さいとう・たかを氏の漫画の主人公ですので、全て漫画の世界です (^-^) ただし「ギラン・バレー症候群」は実在する症状です)
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後に、ストーリーの中で、ゴルゴ13のこの症状は「ギラン・バレー症候群」ではなく、別な神経系の麻痺であることがわかります。
この「別な麻痺の症状」は根治が不可能で、その原因はおそらく、
「一般人だったら即死するほどのストレスに、常にさらされ続けていることの影響」
だそうです (゚◇゚;)
「即死するほどのストレス」って、どのぐらいのストレスなんでしょうか?(;^_^A
きっと、軍隊に攻撃されたり、運転する車にロケット弾を打ち込まれるような、確実に死んでも不思議はないほどの緊張感なのでしょう。
そして、彼がかかった漢方医は「むしろ、この程度の症状で済んでいることの方が異常だ」と述べています (;^_^A
生きるか死ぬかの世界を潜り抜け、高額な報酬を請け負って狙撃の仕事をする。
想像を絶するストレスに耐え、生き延びる。
ゴルゴ13、やはり恐ろしい男です・・・。
(全部漫画ですからね ! (^-^))
ゴルゴ13の極秘健康診断
さて、ストーリーの中で、ゴルゴ13は、年に一度健康診断を受けています。
もちろん、普通の病院の無防備な状況で受けるのではありません。
彼自分が選んだ優秀な医師たちを、ヨットの上に呼んで、そこで診断をしてもらうのです。
診断結果なども他言しないことも含めて、医師たちには高額な報酬が支払われているのでしょう。
世間から隔離されたヨットの上で、彼は身を守りながら、医師たちに精密な診断をさせるのです。
まさに、一部の隙も見せない、彼の極秘健康診断です。
それだけ真剣に、彼は自分の身体を管理しているのです。
(架空の世界ですよ! (^-^))
(ゴルゴ13の身体的弱点、健康診断については「ピクシブ百科事典・ゴルゴ13」より抜粋・引用 調整しています)
仕事ができる人は、何に気をつけているのか?
高額の報酬で仕事を請け負い、仕事達成率がほぼ100%のゴルゴ13。
彼は自分なりの信条を持ち、厳しい自己管理をしています。
これはあくまでも漫画の世界ですが (^-^)
現実の世界でも、
「出世している人、仕事ができる人、結果を出す人には、いくつかの共通点がある」
こういう話は、よく聞くでしょう。
仕事ができる人は、どういう性質、どういう習慣を持っているのでしょうか。
「まあ、おおよそ当たり前のことを確認しようっていう話だろ?」
「そんな、誰にも当てはまるようなことを言われても、仕事ができる人の特徴とは言い切れないよ」
そう思う人もいるかもしれません。
では、もし成功したいと思う場合、あなたはいつもその当たり前の状態でいることがでしょうか。
当たり前のことが、常にできているでしょうか。
おそらく「いつもできてるよ!」ときっぱり答えられる人は、少ないように思います
もちろん僕も、きっぱりとなんか答えられません。
普段の気持ちや習慣によって、考え方や行動は変わってきます。
行動が変われば、結果も変わってくるでしょう。
とかく大事なことというのは、高度なテクニックや専門的な知識以前に、もっと身近なところにあるような気がします。
そうした目で、もう一度「仕事ができる人の共通点」を見てみましょう。
自分とできる人の違いは、いったい何なのか。
視点を「誰もが実践できるような心構え」などに絞って、列挙してみます。
- とにかく素直である
- 誰に対しても同じ態度で接する
- 誰に対しても謙虚である
- 感謝の気持ちを忘れない
- 自慢話をしない
- ネガティブな言葉を出さない
- 周囲への気配りがある
- 失敗しても、それを隠さない
- 相手の目線・立場で考える
- 分かりやすく説明しようとする
- まず行動に移す
- 必ず時間を守る
- 地道な作業であっても、楽しんでやる
- 本をよく読む
- 体調管理に気を配る
僕の周りの「仕事ができる人、成功している人」を見回してみても、これはほぼ当たっていると思います。
もちろん、人それぞれ個性は違いますが、確かに彼らは、共通して上記に近い特徴・姿勢を持っていると思います。
ここで取り上げたいのは、特に最後の項目「体調管理に気を配る」です。
仕事ができる人は、「意識的に」健康に注意しているようです。
高年収な人ほど健康に気を配っている
もう数年前のデータですが、全国のオフィスで働く人1,200人(肉体労働者ではない会社員)を対象に行なった調査では、全体の57%が「今後、運動量を増やしたい」と回答したそうです。
運動量を増やしたい理由としては、「健康維持」のほかに「日常生活のモチベーションが上がるから」などが多かったようです。
つまり、運動を「生活意識を改善するための手段」としてとらえている人が、多かったようです。
健康や運動についての年収との関係は、数値の上では、例えば以下の通りです。
【運動は重要だと思う人】
- 世帯年収が1,500万円以上の層は、「運動は重要だと思う」が65%。
- 世帯年収が300万円未満の層は、「運動は重要だと思う」が48%。
【ビジネスシーンで少しでも運動を意識している人】
※例えば社内や通勤時で、エスカレーターではなく階段を使うなどの配慮とします。
- 世帯年収が1,500万円以上の層は、「意識している人」が31%。
- 世帯年収が300万円未満の層は、「意識している人」が18%。
【運動習慣がある人】
- 年収1,500万円以上で運動習慣がある人は、約40%。
- 年収400万円で運動習慣がある人は、約27%。
(高年収な人ほど「運動は重要と思っている」「ビジネスシーンで少しでも運動を意識している」の調査結果は「exciteニュース」より抜粋・引用 調整しています)
さらに、これも少し古いデータですが、健康や生活と年収についての厚生労働省の調査結果の概要です。
※これらも同様に「割合の問題」ですから、全てを語っているわけではないはずです。
【喫煙率】
男女とも、年収が上がるにつれて喫煙率は下がる。
【肥満率】
男性の肥満率は貧富に関係ない。女性の肥満率は収入が少なくなるほど高い。
【朝食】
収入が高いほど朝食を食べる。
【運動習慣】
収入が高くなるほど運動習慣がある。
※フィットネスクラブなど、お金のかかる運動を指して「だから費用を出せる層がよく運動をするのだ」と言いたいのではありません。例えば、ジョギングやラジオ体操などは、いつ誰がやってもお金はかかりません。
【飲酒】
収入が高いほど酒を飲む。
これはどう解釈すればいいでしょうね (^-^)
【睡眠の質】
特に女性は、収入が高くなるほど睡眠の質が良い。
【野菜の消費率】
収入が高くなるほど野菜の摂取量が多い。
これは、完全な相関関係にあるようです。
(厚生労働省の調査結果は「A-Style Life Hack Clubサイト」より抜粋・引用 調整しています)
「健康や運動についての年収との関係」は、割合としての数値ですので、年収が高くなくても運動習慣がある人はいるでしょうし、年収が高くても何も運動しない人もいるでしょう。
しかし、割合というのは、「そう考える傾向がある」といってもいいものでしょう。
果たして、健康に気をつけているから、生活も仕事もパフォーマンスが上がって年収が高くなったのか、あるいは、年収が高いから健康に気をつける余裕があるのか、それは定かではありません。
鶏が先か、卵が先か、ということでしょうか。
いずれの場合でも、健康に対する意識が強いということなのです。
なお、時間的な問題を考えると、「忙しくて、運動する余裕などないよ!」と言う人もいることでしょう。
しかし、忙しいときでも、物事の優先順位をつけて、健康増進に時間を割けるかどうかは、その人の「マネージメント力」にかかっているのかもしれません。
僕もよく、「忙しいから無理だ」とつい思ってしまいます。
しかし、もしここに急ぎの仕事が来たとしたら、他の仕事を押しのけてでも、最優先でその仕事をするでしょう。
そうしなければならないですよね?
もし、今しか行けないという、どうしても行きたい旅行先があれば、その前後に仕事を詰め込んだとしても、何とか時間を作っていくことでしょう。
結局のところ、時間を作れるかどうかは、物事の優先度のつけ方で変わってくるのではないでしょうか。
※例えば、自宅介護などでそれでも時間が割けない場合もあります。携わっていらっしゃる方、本当にお疲れ様です。この優先度とは、そうした場合以外という前提です。
ゴルゴ13ほどではないですが (^-^)、健康を失ったら、生活も仕事も困難になるでしょう。
心身ともにスッキリした状態でなければ、いいアイデアも浮かばないし、作業効率も落ちてしまいますよね。
やはり、自己管理の一環として、健康増進とビジネスの成功とは、密接な関係があるはずです。
他の習慣と同じように、何としても健康増進の習慣をつけたいですね!
ではまた次回!
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