8月18日(日)
ジョギング無し。
期待していた外注さんが・・・だめだった。
だめというか、成果物を見る以前にお断り申し上げた。
段取りとしては、最初に短めの動画を試しに編集してもらい、それをパスしたら本番用の動画を依頼するかどうか決めるはずだった。
ところが、その短めの動画すら、見ることはなかった。
事の次第はこうだ。
試しの短い動画を依頼したのが、1週間前。
昨日着手して1週間後の今日納品する、という外注さんからの申し出だった。
そして昨日「作業開始しました」という連絡をもらい、今日「順調に進んでいます」との報告ももらっていた。
ところが・・・
そのすぐ後に、「指示書のこの部分をやればいいんですか?」という質問。
え?・・・
さらに、「素材は一つしかないのですが、これよいのですか」という質問・・・
・・・(唖然)
1週間以上前に、素材はフォルダ入りのたくさんのファイルを渡したし、指示書も確認してもらっている。
内容を確認したと、本人が通話でも言っていた。
それなのに、一体何を言っているのだ?
「順調に進んでいます」とは何をしていたのだ?
なんか、幽霊が横を通り過ぎたような、不可解な寒気がした。
よくよく聞けば、手元にある一つの素材を自分で編集していたという。
・・・何をどう突っ込んでよいかわからない。
とにかく、これまでの打ち合わせ内容はおそらく全て忘れ去られ、
多くの素材は紛失され、残っているのは一つだけ(それも証言があいまい)。
後日追加で送った連絡や素材も、未確認。
手元にある、その一つの素材だけで、自分なりに編集していた・・・
果たして彼は、困っていたのか?
あるいは、とにかく適当に仕上げようとしたのか?
またあるいは、単にごまかしているだけなのか?
その思考が想像できない・・・
何度聞いても、「もう二度とこのようなことがないようにします」と、説明を回避した謝罪ばかり。
20代後半の人だが、
なんだか、ものすごく・・・
ものすごく・・・
幼い子供と話をしているような感覚になった。
理屈も記憶も、相手に伝えようという意思も感じられない、幼子との会話だ(メールのやりとりだが)。
こりゃあ・・・・
ダメだ。
こちらの動揺が大きかったので(笑)、明日結論を出すと言っておいたが、これは無理だ。
事実上依頼はできない。
「試しの作業」を設定しておいてよかった。
これがいきなり本番の長尺動画だったら、まるっきりの損失だっただろう。
何よりも、膨大な時間を失っていただろう。
まあ、応募する外注さんには、いろいろな人がいるのだ。
今回よりひどいこともあったし、逆に非常に優秀な人もいる。
今回の件はまさに、僕の選択が誤っていたということだ。
目が曇っていた。
それだけのこと。
さあ、いつまでも気にせずに、次にいこう。
自分にとっての教訓はたくさんあるが、いつまでもこのことに関わっている価値は全くない。
ところで、今日の編集中に、とても貴重な映像ソース(動画)を見つけた。
おそらくこの動画からだけで、残りの素材が集まりそうだ。
ひとつ得ればひとつ失う(自分の思い込みが原因だったが(笑))。
そんな日だった。
ではまた明日!