11月22日(金)
セミナー宿泊3日目。
今日も6:00から早朝ウォーキング。
午後15:00ごろに全ての勉強会が終わり、3日間のセミナー宿泊が終了した。
帰りは、熱海、小田原で乗り換えて、各駅停車でのんびり帰る。
小田原で、何かお土産を買おうと思って駅ナカの売店を見ていたが、やっぱり駅前の干物屋さんで買った方がいろいろ選べると思った。
ところが、駅前を見下ろしてみると、記憶にある小田原駅前はなくなっていた。
駅前に並んでいた干物屋さんなどの土産物がはなくなっていて、カフェなどになっている(ように見える)。
遠くに見えるのが小田原城
土産物屋さんは、どこに行ってしまったのか。
商業施設の中に入ってしまったのか?
キャリーケースも引っ張っているので、深入りせずに駅ナカでかまぼこなどを買ってすませた。
そして地元近くの駅に帰りつき、いつも入っていたパスタ屋でビールにパスタの夕食をとろうと行ったのだが、金曜日の夜だ、パスタ屋には既にたくさん待ち客がいた。
仕方なくその隣の牛タン屋に入った。
ここに入るのは初めてだが、店内はそこそこ広く、そしてやけに空いていた。
この時点で、ちょっと注意すればよかったのかもしれないが、早く荷物をおろして座り、ビールを飲みたかった。
そして、まず先にビール(中生)を頼んだんのだが、これがなかなか出てこない。
店員は一人のようだが、店がそんなに混んでいるわけでもない。
5分以上経って、ようやく中生が出てきた。
中生と引き換えに、1,490円の定食を頼んだ。
そのうちに次第に客が入ってきたが、満席にはならない。
そしてまたしても、この定食がなかなか出てこない。
中生を飲み終わってしまい、仕方なくハイボールを追加した。
そしてようやく出てきたのが・・・
これで1,490円?
パッと見そう思った(もちろん飲み物代は別)。
しょぼいのか、盛りつけが下手なのか・・・
いや、やっぱりちょっとしょぼいと思うわ。
それとも、牛タンってこのぐらいの価格なんだっけ?
そして、決定的だったのが次の瞬間だった。
右上のネギをまぶしたタンを口に入れたら、
冷たいのだ・・・
本当に、「冷菜」ではないかと疑うほど冷たかった。
作ってから10分以上放置しただろうと思えるほどだ。
あるいは、作り置きしておいて温めてなかったのか?
今までこんなことは一度もなかったが、店を出ようと思った。
それ以上手を付けずに。
もちろん、支払いはする。
突っ返して「作り直せ」と言うのも嫌だし、だいたい、こんなもの平気で出してくるぐらいだから、クレームを入れてもそのまま適当に温め直して出してくるだけだろう。
うーん。
しばらくハイボールを飲んで考えた(笑)
そして思った。
これを捨てて去るほど贅沢はできないな。
食べ物を捨てるという意味でも、お金を捨てるという意味でも。
これが、今の結論だった。
そして右上の冷たい肉を我慢して食べた。
それ以外の肉は冷たくはなかったが、かといって温かくもなかった。
すっかり冷めたぬるい肉だった
(考えて時間が経ってからではなく、最初から)。
料理人の手順が悪いのか、一人でやっているホールのお兄ちゃんの運びが遅かったのか、どちらでもよい。
ただ、
もう二度と来ない。
そして、
人には絶対に勧めない。
隣のパスタ屋が混んでいてここが空いている理由が、分かった。
牛タンなら、他のチェーン店である「ねぎし」の方が圧倒的にクオリティもコスパもいいわ。
この辺にはないけど。
会計のときに、店にクレームも言わなかった。
もう来ないのに、そんな無駄なエネルギーを費やす気もなかったからだ。
一つ救いだったのは、隣の席に座った3歳の坊やだった。
お母さんと話しているのがそれとなく耳に入って3歳とわかったのだが、お母さんが頼んだ牛タンラーメンを小分けにしてもらって、一生懸命食べていた。
とても素直でかわいい男の子だった。
お母さんもこの子に優しく接していて、見ていてとても心が和んだ。
ここにはもう来ないけど、最後にいい風景を見られてよかった。
ではまた明日!